Boreas Quartet Bremen ボレアス・カルテット・ブレーメン

Artists

Profile

「ボレアス(北風の神)」の名を取った 「ボレアス・カルテット・ブレーメン」(BQB)は、「ブレーメンの音楽隊」の物語で知られる北ドイツの都市ブレーメンを本拠とする気鋭の女流カルテット。メンバーのエリザベス・シャンポリオン、ユリア・フリッツ、ルイーゼ・マンスケ、ジン-ジュー・べクは、2004〜2008年にドイツのブレーメン芸術音楽大学でハン・トル教授(元フランダース・リコーダー・カルテットのメンバー、現バーゼル・スコラカントルム教授)に師事、古楽を学んだ。ルネサンスから現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、大小40本を超えるリコーダーを駆使した重厚な響きで欧州を中心に演奏活動を行っている。

 

2012年にはドイツ・ザールブリュッケンでのザールラントラジオ放送局とフリッツ・ノイマイヤー・アカデミーによるコンクールで第一位と聴衆賞を同時受賞。2014年にドイツ音楽コンクールのファイナリストに残り、ドイツ音楽評議会から一年間「国が推薦する若い音楽家」として国内演奏会を開催する機会を与えられた。ブレーメン音楽祭、ザールブリュッケン古楽音楽祭、Musica Viva オスナブリュック、ジーゲン現代音楽のためのスタジオ(以上ドイツ)、台湾リコーダー音楽祭(台湾)、Concentus Moraviae(チェコ)、バロック音楽祭(オーストリア)、Life I Live Festival (オランダ)などヨーロッパを中心に様々な音楽祭に出演している。

 

彼らの活動で特に注目されるのは、BQBと光の芸術家カタリーナ・ベルントとのコラボレーション。動きながら演奏する四人の奏者と即興的な光の芸術が一体となって生み出すファンタジックな世界は従来の古楽の殻を破る独自の新しい芸術世界を作り出している。カタリーナ・ベルントは、ドイツのキール・ムテジウス芸術大学でコミュニケーションデザイン、フランスのナント美術大学で実験的な動画を研究。2007年からブレーメン芸術大学で自らのテーマである「音楽とステージ」を掘り下げた。ステージ上でのライブパフォーマンスの他、最先端技術で建物などに投影するプロジェクションマッピングも行う。2012年にドイツの重要な賞であるルミナーレ賞を受賞。日本の版画から大きな影響を受けている。

 

Member

エリザベス・シャンポリオン Elisabeth Champollion

ルイーゼ・マンスケ Luise Manske

ユリア・フリッツ Julia Fritz

ジン-ジュー・ペク Jin-Ju Baek

 

Concert

決定次第掲載いたします。